FXの注文の種類について

FXの注文方法はここ最近で色々なものが登場しましたが、それらの基本となるのが指値注文と成行注文です。まずこの二つについて把握しておくことが必要です。指値注文はレートを指定する方法です。たとえば、現在のドル円レートが1ドル=118円の時、1ドル=115円になったら買いポジションを持とうと考えるのなら、115円というレートを指定して注文できます。

これに対して成行注文とは、レートを指定しない注文方法を指します。その時点のマーケットのレートで約定するために、マーケット注文と言われることもあります。この二つが基本で、そのほかのものはこれらを組み合わせて作られています。FXでは逆指値注文を利用できる場合が多いですが、逆指値注文を入れると、為替レートが一定の条件になったときに成行注文が発注されます。

トリガー付の成行注文だと言っても良いです。IFD注文やOCO注文は、成行注文と指値注文とを組み合わせたものですから、これも同じようにトリガー付の注文だと言って良いでしょう。ですから、FXではまず指値注文と成行注文の二つについてきちんと理解することが必要です。たとえば成行注文にはスリッページが発生することもあります。

逆指値注文はトリガー付の成行注文ですから、やはり同じようにスリッページが発生することがあります。このようにして考えていけば、IFDやOCOで注意するべき事が成行注文や指値注文で注意することとな時だと言うことが分かるでしょう。・